2025年春 桐木白茶 武夷勝雪(極上) とうぼくはくちゃごくじょう

¥2,800¥5,500

これは2025年の桐木白茶 武夷勝雪(極上)です。白茶は中国六大茶類の中でも比較的製茶工程がシンプルなお茶とされていますが、その品質は何よりも茶青(生葉)の出来に左右されます。内質に富んだ優れた茶青でなければ、真に上質な白茶は生まれません。辰翼茶荘では2018年より、武夷山桐木自然保護区の原野に自生する「桐木奇種」と呼ばれる稀少な野生茶樹から茶青を採取し、白茶の製作に取り組んでまいりました。桐木村は、かの有名な金駿眉や正山小種紅茶を生み出した特別な土地であり、その比類なき自然環境は、茶葉に独自の風味と気品を与えてくれます。
白茶の製法には福鼎白茶の技術を導入し、清涼感のある爽やかな飲み口を実現するとともに、桐木奇種ならではの個性的な香りを表現しています。また、あえて一部の茶梗(茶の茎)を残すことで、茶湯に自然の野性味と奥行きを与えています。桐木白茶の最大の特長は、その「出自の高貴さと気質の雅さ」にあります。現在中国各地で作られている多くの白茶は、同一品種の無性系(クローン系)茶樹によるものですが、「武夷勝雪」はそれとは異なり、自然に生まれ育った多様な奇種茶から作られた、唯一無二の白茶です。この品種の多様性こそが、味わいの複雑さと芳香の深みに直結しており、他に類を見ない格調の高さを醸し出します。
2024年の武夷勝雪白茶に比べ、2025年には「茶青(生葉)」選びにおいて全面的に向上し、より柔らかい青葉を選び、25%の茶芽を加えたことで、茶湯は一層まろやかで澄んだ甘みが引き立っています。まさに桐木白茶の極致といえる逸品です。
実のところ、中国国内でも純正な桐木産の茶青で作られた白茶を口にしたことのある人はほとんどいません。なぜなら、桐木茶青は極めて入手困難であり、白茶として仕上げるには高い技術とコストが必要とされるからです。たった5gの茶葉で15回もの煎が可能で、茶湯は繊細で優しい甘み。特に印象的なのは、豊かな茶湯に漂う高山の花蜜のような香りと、バラの花を思わせる上品な余韻。この一杯には、自然が与えてくれる本物の美しさが凝縮されています。今は暑い季節。身体にやさしく染み渡る桐木白茶は、まさにこの時期にぴったりのお茶です。

 


・データ


分類 白茶
茶種 武夷菜茶奇種
産地 中国福建武夷山
栽培地 桐木村庙湾
焙煎 中度焙火

・価格


15g 2,800円
30g 5,500円

 

送料について注意点
離島・一部地域は追加料金がかかる場合があります。

商品コード: 該当なし カテゴリー:

説明

淹れ方の目安

お湯の温度 茶葉の量 時間 抽出回数目安
95~100℃  6g 8~10 秒 1~2 煎
10~12 秒 3~4 煎
12~15 秒 5~7 煎

白茶の茶葉と茶茎は大きさが異なるため、蓋碗や茶壺に入れにくいので、茶葉を折らないために、桐木白茶「碗泡」をお勧めします。白茶を茶碗の中で自由に伸ばせる。100度の沸騰熱湯に刺激され、茶葉と茶梗の中の豊富な内容物質がゆっくりと放出される。桐木の野性的な香りがあなたを包みます。お茶の投入量はお好みで、初めは水100 mlを6 g程度の茶葉で淹れるのをおすすめです。