手作り 樅王(単株)

¥6,000¥35,000

竹窠は、武夷山の核心産地「三坑二澗」の一つである慧苑坑の中でも、さらに中心的な山場に位置します。標高は約290~500メートル。自然環境が良好に保たれており、昔から高級岩茶の名産地として知られています。
清代の朱彝尊は『御茶園歌』にて「云窝竹窠擅绝品,其居大抵皆岩坳」と詠み、また査慎行の『武夷采茶詞(三)』にも「黄冠问我重来意,拄杖寻僧到竹窠」と記されています。このように、「竹窠」は古来より文人たちに愛された名山場です。
竹窠の地形は谷間が多く、面積は限られているものの変化に富み、岩壁には水が流れ、原始的で静寂な環境が広がっています。土壌は軽壌質で礫が多く、構造はふかふかしていて深さもあり、茶樹の根が深く張れる理想的な条件が整っています。豊かな植生と高い森林被覆率により、土壌は栄養に富み、保水性も高く、茶葉の内含物質の形成を大いに助けています。
樅王は、この地に育つ一本の百年老木の水仙茶樹であり、樹形は堂々として幹は太く、苔が密に付き、枝は力強く伸び、葉は厚く肉厚です。これは辰翼茶荘が初めて単株で摘採し、全工程を手作業で仕上げた特別な岩茶です。竹窠の“山の局所的な特殊環境”は、高湿度・低温度・弱光照という特徴を持ち、外気温が高くても、竹窠に入ればひんやりと涼しさを感じるほどです。その環境は、茶の風味にも影響を与え、茶湯は清々しく、まるで春風を浴びるような心地になります。この樅王は1930年代に植えられたとされ、水仙茶樹が福建省で広く栽培され始めた時代の遺産です。その中でも幹の太さが群を抜いており、「樅王(老樹の王)」と称されています。
味わいにおいては、「樅王」は力強く持続する老樅の香りが際立ち、茶湯は厚みがあり滑らか。香りは繊細かつ優雅で、蘭の花のような香気と明確な清涼感を併せ持ち、深く印象に残ります。さらに特筆すべきは、「奇楠香」を思わせるような明確な樅味を備えている点です。その深みのある木質の香りは、まるで古樹との対話を誘うようで、思わず背筋が伸びるような厳かな感覚をもたらします。今回、全樹から摘採した茶葉はわずか12kg。最終的な完成茶は1.1kgのみ。そのうち一部は保存用に残し、販売可能量はわずか0.75kgです。数量限定ではございますが、ぜひご賞味ください。

 


・データ


分類
茶種 留樅百年老樅水仙(単株)
産地 中国福建武夷山
栽培地 竹窠
焙煎 中度焙火
製茶方法 手作り

・価格


8g 6,000円
25g 18,000円
50g 35,000円

 

送料について注意点
離島・一部地域は追加料金がかかる場合があります。

商品コード: 該当なし カテゴリー:

説明

淹れ方の目安

お湯の温度 茶葉の量 時間 抽出回数目安
95~100℃  6g 8~10 秒 1~2 煎
10~12 秒 3~4 煎
12~15 秒 5~7 煎

白茶の茶葉と茶茎は大きさが異なるため、蓋碗や茶壺に入れにくいので、茶葉を折らないために、桐木白茶「碗泡」をお勧めします。白茶を茶碗の中で自由に伸ばせる。100度の沸騰熱湯に刺激され、茶葉と茶梗の中の豊富な内容物質がゆっくりと放出される。桐木の野性的な香りがあなたを包みます。お茶の投入量はお好みで、初めは水100 mlを6 g程度の茶葉で淹れるのをおすすめです。