辰翼厳選 2023年春 鳳西埡后村通天香 つうてんこう

通天香は単叢十大香型の一つである姜花香シリーズです。姜花香型の特徴は、香りが鋭く、お茶を淹れる人やお茶を飲む人の鼻腔を迅速に虜にすることができることです。姜花の香りは潮洲地域ならではの香料南姜が開花時に放つ香りです。潮州料理に詳しい人は知っていますが、南姜は普通の生姜とは違って、潮州料理と東南アジア料理の魂のような物質です。潮州の有名な「沙茶醬」と東南アジアカレーの中で、南姜は最も主要なスパイスです。南姜の味は普通の生姜よりも辛いですが、辛い中には甘く、シナモンの香りもしていて、すべての潮州人を癖にする香りです。潮州単叢の家族の中で、通天香と貢香の香りの表現が最も圧倒的なものであることが認められています。通天香の香りは強い透過力を持ち、茶湯が口に入ると茶の味は舌、歯、喉頭を透過して口腔全体に広がり、持続的に残ります。その感覚は全方位であり、その強い透過力はまたとない。淹れるときに濃い香りが飛び散って、部屋いっぱいに香りがしているのも「通天香」と呼ばれている理由です。
辰翼厳選の2023年春通天香、その乾燥茶の形はカールが力強く、天の飛竜のように力強く、これはトップ烏龍茶ならではの気質です。茶香には岩茶金交椅子肉桂のような表現があり、花の香りの中には刺激的な辛さがあり、辛い中には淡い甘さがあり、茶湯の色は黄金色で、煎持ちが極めて良く、茶湯が口に入ると「回甘」が迅速で、飲むと止まらない極上の単叢です。

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